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東京駅の天使のお話し

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セッションルームの壁に、一枚の切符の領収書がピンで止めてある。
日付は2004年10月27日。
東京から郡山までの東北新幹線のものだ。
私がつい物理次元の些細なことが原因で、自分の思考までがぐるぐると物質界特有のループにはまってしまったときなど、私はこの領収書をみて自分を励ます。
そして、物質世界に固執してしまわないように、自分を軌道修正する。
つまるところ、それは「ただただ、宇宙を信頼して生きる」ことへと私自身を連れ戻すというシンプルな作業だ。
この領収書になぜそんな効果があるのか?
今日はそれを書きたいと思う。

*********************

その日、私は複合的なストレスで精神的に疲れ果てていた。
家に帰れば(当時)仕事がなかなか決まらず苛立った夫が待っていた。
それに加えて、その前日から二日間に渡り、或る知り合いから投げかけられた何気ない一言によって、オーラ場に深く大きな傷を負っていた。

飯田橋で知り合い数名と軽く飲んだあと、少しふらつきながら・・・そしてしくしくと泣きながら、どうにか東京駅へ辿り着いた私は、東北新幹線改札近くの券売機へと急いだ。
最終の新幹線に乗るためである。

人間とは本当に不思議なもので、多くの試練に歯を喰いしばって耐えることができるというのに、他者の何気ない一言であっさりと奈落の底へと落ちてしまうことがある。
私のマインドは三次元的な悲しみですっかり満たされていた。
がんばっても良いことなんて起こらないのではないかしら、などという安直で平べったい考えしか浮かばない状態だった。

しかし、たとえどんな状態であったとしても、私には課せられたミッションがあった。
最終の新幹線に乗ることである。

私はなんとか、券売機が数台並んでいるところに辿り着いた。
そして一番左端の券売機に近づく。

その、私の券売機に近づく動作と同時進行で、私の右後方少し離れた場所にいた男性がなんらかの態度を示したのが目の端に映ったように思う。
そちらを振り向くことはしなかったから、定かではない。

そしてそれは、その男性よりも少しだけ私に近い場所にいた誰かに示した、「行け」という合図だった。
その合図は私のほうへと向いていたと思う。
しかし、それももちろん定かではない。

私は財布から一万円札を出して、券売機に入れた。

入れてからすぐに、その券売機が特急券しか買えないと分かる。返却ボタンを押す私。

ああ、早くしなくちゃ。最終の新幹線に乗り遅れてしまう。そう思った。

「切符が買いたいの?」という声が聞こえた。

気づくと、返却ボタンを押した私の右側すぐ近くに、一人の男の子が立っている。

たぶん10歳前後。小学3~5年生くらい。

うん、そう。

私は答えた。

彼は言った。「特急券だけでいいの?それとも乗車券も?」

どっちも欲しい、と答える私。

「それならこっちだよ」

そう言いながら、彼は返却口から出た一万円札を右手で取り、左手で私の右手を掴み、一番右端の券売機のほうへと私を連れて移動した。

21時を過ぎた東京駅は、あれほど人がいないものなのだろうか。

この一連のやりとりの間、私たちのほかに誰一人としてその券売機のエリアに居なかった。

移動した先の券売機の投入口に、彼は私の一万円札を入れる。

「どこまで帰るの?」

郡山。

「乗車券も必要なんだね?」

うん。

分かった、と言って、彼は機械を操作してゆく。

その間、私は彼の左側に立って、画面を操る彼をただ見ていた。

左手にラルフのバッグを持ち、そして財布は開いたまま同じように左手に持ったまま。

操作しながら、彼が私に尋ねた。

「郡山では誰が待っているの?大切な人?」

私の旦那さんだよ。

その頃、夫の就職のことで日常的に疲れていた私は、簡潔にそう答えた。

すると、彼はまたすぐに畳み掛けてきた。

「ふうん、そうなんだ。その人はあなたにとって、本当に大切な人なの?」

彼の口から、「大切な人」という言葉を二度聴いた私は、まるで条件反射のようにどっと涙を流した。

もちろん、これを書いているいまこの瞬間も、私と夫との決定的な価値観の違いなどによるバランスの悪さは無数にある。
しかしそれでも、お互いがお互いのある場面においては「大切な」役割を演じているのだと思う。
そして、夫の人間性(私との相違点は別として)の良さを知っている私は、彼を一人の人間として大切に思っていた。

私はぼろぼろと涙を流して、やっとのことで「うん」と答えた。

彼は言った。

「そうか。それなら、ちゃんと地に足をつけてしっかり帰らなきゃ、ね」

うん。

券売機から、切符とお釣りが出てきた。

「領収書は必要?」

うん。

そう答えると、彼は領収書発行のボタンを押す。

私は開いたままの財布を彼のほうに向けた。

彼が、私の持っている財布に、小銭とお札をそれぞれの場所に、分けてしまう。

切符と、後から出てきた領収書を私に手渡す。

ほんとは領収書なんて要らなかった。

でも、そのやりとりの・・・きっとしるしのようなものが欲しかったのかもしれない。

私は彼に100円玉を渡した。

※これを話すと、「夕海さん、いまどき100円じゃ缶ジュースも買えないって」と突っ込まれるのですが、突発的な行動だったので100円でした。

そして、本当はぎゅっとハグしたかったけれど、やんわりとハグをするような動作をしてから言った。

ありがとう。

そうして、改札に向かって走った。

改札を通ってから、振り返って手を振った。

彼はまだそこにいて、手を振り返した。

不思議と、周囲には誰一人いなかった。

天使かどうかは、分からない。

もしかしたら、そのときその男の子のなかに、その瞬間、なんらかの聖なる存在が入っただけなのかもしれない。

だから私は、今でも立ち直れそうにないくらい苦しいとき、その領収書をみて、自分を励ます。

一人じゃないんだということを思い出すことができる。

守られていると、感じることができる。

本当に、宇宙に、そして神様に、一人ひとりの聖なる存在に・・・深く感謝と畏敬の念を抱かずには、居られません。

もちろん、地球上に存在するすべての人々にも。
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